おたすけ重蔵の おすすめポイント!
力みなぎる作物たちです。
連作障害の要因は土壌養分の消耗、土壌の物理性悪化、自家中毒(アレロパシー)が挙げられます。しかし多くは土壌微生物の多様化が崩れ、土壌微生物相の偏り、寄生性の微生物の増殖(優占)によって引き起こされます。その症状は土壌病害であり、多くは土壌微生物のフザリウム菌などの糸状菌が原因に特定されます。フルボ酸の特性は放線菌、枯草菌、担子菌などの土壌有用菌を選択的に増殖し、相対的に病原菌であるフザリウム菌など糸状菌は勢力的に抑えます。また、フルボ酸のキレート作用はミネラルや微量要素など必要な栄養素を取り込み、不要な有害物質をデトックスする作用があるので、作物や土壌微生物の循環作用が活発化します。キレート力は栄養素を掴むだけでなく、水を掴む力もあり、この保水力が微生物を活性化し、その代謝産物で土壌団粒化が促進されます。また、フルボ酸にはpH緩衝作用があり、pHを安定させ、酸性土壌の修復など作物の体内外に余計なストレスをかけにくくします。このようにフルボ酸は根圏での作物と微生物が共生する高い好循環の場を作り、さらに、NK酵素の持つ酵素活性の相乗効果が加わり微生物の多様性を維持し続け、連作障害を予防します。
窒素は作物に重要な栄養素です。しかし窒素が多すぎると、作物体内に留置し虫や病原菌を呼ぶ原因をつくります。虫は窒素過多だと、その臭いをたどって寄ってきます。更に作物に残留する窒素(硝酸態窒素)は人体には不要です。硝酸態窒素は食事で体内に入ると還元され亜硝酸態窒素に変わり、メトヘモグロビン血症やニトロン化合物という発ガン性物質に変化したりする可能性が一部で指摘されています。農水省では窒素の施用の低減を推奨しています。フルボ酸のキレート作用はミネラルを作物に利用しやすい形にして、供給し続けますので作物体内にある余剰の窒素(硝酸態窒素)も速やかにアミノ酸に代謝し、作物をぐんぐん伸ばし、人体へのリスクのない安心安全な、味の良い作物が作れます。
植物は、光合成を行いエネルギーを作っていますが、この働きは葉緑素で行われます。この葉緑素を窒素から作る際に鉄が必要となります。鉄がないと葉緑素が作れなくなり、光合成もできなくなります。鉄は普遍的に土壌に存在しますが、ほとんど酸化結晶し、三価鉄として沈殿するので作物から吸収されることはありません。鉄単体で難しかった吸収をこのフルボ酸のキレート力で可能とします。フルボ酸は土壌の鉄とキレートし、安定的な遊離可溶化した有機錯体鉄(Ⅱ)を溶存し続けるので根からの吸収が継続します。そのため、作物の光合成がスムーズに行えます。さらに、土壌に入ったリン酸は鉄やアルミと結合し難溶性化合物に変化し、作物が吸収しづらい状態になりますが、フルボ酸のキレート作用により、作物に吸収されやすい状態にします。結果、リン酸の固定化が軽減され、土壌中のリン酸の有効活用ができます。
使用方法
<全ての植物に適用>
おたすけ重蔵からのご提案
これまでの日本の農業は化学肥料、化学農薬を駆使して、「より速く」「より多く」収穫することで生産性を上げてきました。
同時に土壌の微生物はどんどん少なくなり、「ゼロ」に近い農地も少なくないと言われています。化学肥料や化学農薬の使用量は、規制が厳しい欧米では減少傾向ですが、日本は世界で中国と1、2 位を争う嬉しくない現状があります。かつての農地では、有機物を微生物が無機質に分解し、それを肥料に作物が育ちました。しかし化学肥料を施した土壌は微生物の分解がなされることなく吸収されますので、エサとなる有機物は無く、微生物は死滅してしまうことになります。そのため根圏での根と微生物の共生関係はなくなり、連作障害の主な原因である微生物の多様性の崩壊が起こり、増殖した病原菌によって作物障害が多発することになります。更に化学肥料、特に生長促進剤と言われる窒素は、有機肥料のように微生物の働きによってゆっくり窒素になって作物に吸収されます。化学肥料の窒素はそのまま一度に大量に供給吸収されることが多いので、作物に大量に留置されます。この利用されない余剰な窒素、つまり硝酸態窒素を多く含んだ作物は害虫の好むエサであり、病害虫を呼び込むことになります。これらの病害を防ぐため更なる化学肥料、化学農薬の使用がなされているのが現状です。このように化学肥料、化学農薬の多用は、作物に病害虫や病原菌が繁殖しやすい環境を作るだけでなく、作物の味や栄養化を失うことにもなります。この悪循環に陥ることを避け断ち切るためには、有機農業の必要性が叫ばれています。農林水産省は「みどりの食品システム戦略の策定」で、2050年までに化学農薬の使用量の50% 削減(リスク換算)と耕地面積に占める有機農業の取り組み面積の割合を25%(100 万ha)に拡大することが明記され、その実現手段の一つに革新的作物保護技術の開発の防除資材としてバイオスティミュラントの利用が例示されています。
では有機農業をどう始めるか?と問われても、長年化学肥料、化学農薬が使われた農地で有機農業(農法)を実践しようとするには土壌分析、肥料分量などきめ細かい作業が必要であり、時間、費用そして労力がかかり、一筋縄では行かない仕事になります。そこで日本の有機農業の再生を後押しするために、発売したのが当該商品『NK 酵素』つまりフルボ酸酵素パワーの【おたすけ重蔵】です。一助になれば幸いです。
筑後川下流土壌泥と森の堆積物から抽出した酵母母材菌を熟成培養・精製した「フルボ酸・酵素活性剤」のパワーで気候や土壌のコンディションによる植物のダメージを軽減し、健全な植物を育てる新しい技術「バイオスティミュラント」を採用。
これからは、頑張らずに農業が楽になります。